この記事を読むとExcel VBAエキスパートのExcel VBAスタンダード資格試験のことがわかります。
私はベーシックを飛ばしスタンダードを受けましたが、ご自身の状況に合わせて受検してください。ベーシックでもスタンダードでも伝えたいポイントは同じです。
ひとつずつ着実に受けるもよし。スキップするもよし。
- 1短時間で合格できる効率的な勉強方法
- 2試験申し込み方法
- 3試験会場の様子
- 4合否発表の様子
- 5合格後の流れとバッチ授与
アイキャッチ画像で一発合格と言っておきながら、実は一度落ちています。
皆さんには一発合格してほしくて、こちらの記事を書きました。お役に立てたら幸いです。
不合格の最大原因はスペルミスです。
dataとdate,構造化参照の[#all]を#allと書く括弧忘れなど…
Excel VBAスタンダード試験では、綴り一文字間違えれば不正解です。気をつけて!
短時間で合格できる効率的な勉強方法
初学者が受かる方法はただひとつ。
田中亨さんの参考書やりこむ。問題範囲100%ではないがほぼ網羅、試験対策にはこれ一択。
ベーシックはこっち。初学者の私はベーシック読んでからスタンダードやりました。
上記テキストにオデッセイ模擬試験サイトのURLもあり、記載のパスワードを入力すると受検できます。何度もできます。
しかし1回分しかなく量的にかなり不十分。
もっと演習問題が必要と思ったときに、SNSで見つけたのが「VBAエキスパート対策 用語問題集」サイトです。
正直、合格できたのは、こちらのサイトのおかげです。運営者みらしん様、ありがとうございました。
無料でここまで演習できるのすごいです
試験対策には上記テキスト一択なのですが、VBAがどんなものなのか知りたい初学者は、エクセル兄さんの『Excel VBA塾 初心者OK!仕事をマクロで自動化する12のレッスン』をやってからでもよいでしょう。
YouTubeの「おさとエクセル」の長内孝平さんもおすすめです。
試験受ける受けないにしろ、Excel関数でできることと、マクロでできることの境目がわかります。
Excelなんとなーく使ってる人は、Excel本一冊読むor動画見てみるだけでも理解が大分違うと思います。自分に合った説明をしてくれる著者さんを見つけて読んでみる&動画見てみることお勧めします!
テキストわからないなりに読む(同時にできるだけでPCでコード書いてみる)
これは試験でスペルミスで失点しないためやってほしいです。
繰り返しますが、スペルの正しい記述を求める問題が試験で出ます。
一文字でも間違えたり、スラッシュや括弧書きが無いだけでアウトです。
テキストを読んだら模擬問題と対策問題集で間違えたところを中心に、もっかいテキストを読む。
この繰り返し3周で受かるはず。
format関数とnumber formatの微妙な書き方の違いも出たよ(間違えたよ)
Excel VBAエキスパート資格取ったからといってVBA書けるようになるわけではないし、資格取ってない人でバンバン書いて実務に役立ててる人はゴマンといるので、試験の意義についてはここでは触れません。
試験申し込み方法
受験するには、資格認定機関であるオデッセイのサイトからID登録が必要です。
Excel VBAエキスパート試験では2種類の試験システムが採用されており、試験会場によって試験システムが異なります。
- 自分が受験する会場が2種類の内どちらの試験システムを使用しているか、オデッセイのサイトから確認する
- Odyssey IDもしくはCertiport の受験者IDのどちらかを申し込む
- 自分が受験する会場で実施されている試験日を確認し、申し込む
試験会場によって必要な受験者IDがどちらか確認が必要です。
少しめんどくさいですよね。
申し込むと数日(私は申し込み翌日)で登録メールアドレスに受験料振込案内が来ます。
受験料を振り込むと、これまた数日で受験要綱がメールで送られてきます。
ちなみに2022年年末時点の受験料は14,850円(税込)でした。たっかい。
申し込んだ試験日程、試験会場のほか、当日必要な持ち物や注意事項が説明されています。
試験会場の様子
私が受験した試験会場はオフィスビルの一部屋でした。
MOS試験、簿記や英検の受験者もいました。
受付の方に自身の受ける試験を告げ、必要な持ち物である本人確認書類(運転免許証等)を提示し、受験IDを覚えているか確認されます。
このあと実際に試験を行うパソコンで、開始前に受験IDを入力する必要があります。
私は受験IDを覚えていましたが、覚えられなければ受付の方がどうにかしてくれる感じでした
試験はすべてパソコンで行うので、パソコン操作についての説明書きを読むように渡されます。
質問があったら、試験開始前にこの場で言ってねという感じです。
スマホ(電源切ってねと言われます)やカバンは鍵付きロッカーに入れるよう指示があります。
筆記用具も持ち込み不可です。
ロッカーに荷物を預け、身一つになると、パソコンが複数台ある隣の部屋を案内されます。
受験するパソコンを指定されるので、受験試験の確認と受験者IDを入力し、OKなら試験開始をクリックします。
試験開始をクリックすると試験開始時間がスタートします。
疑問があればクリックする前に受付の人に聞いてね
合否発表の様子
試験時間は50分です。問題数は40問程度。
問題は4択式もあれば、記述式もあります。
WorksheetFunction関数やテーブルの構造化参照はほぼ記述式なので、スペルミスに注意です。
途中わからなければ、保留にすることもできます。
解答一覧のボタンを押すと、自分の解答が一覧でみられるので、保留になっている問題に戻り、後から考えて解くことができます。
自分で試験終了ボタンを押して試験を終わらせることもできます。
終了時間が来たら強制終了です。
終了時間が来たら簡単なアンケートに答えさせられます。
受験回数とか受験理由とかですね。空欄でもよさそうでした(曖昧な記憶)
結果はアンケートが終わると、ばーんと出ます。
点数と合否ですね。
ほんとにいきなりばーんです(心の準備なし)
結果印刷ボタンが表示されますが、押さずに受付に行くように指示されていたので、
受付の方に試験終了を告げます。
受付の方ができるだけ表情を押し殺して、試験結果を印刷してくれるので、それをもらって荷物持って帰宅という流れです。
落ちたときも受かったときも、受付の方は同じ表情と対応でした。
きっとそういう教育を受けているのだと思います。
ちなみに問題は一切持ち帰れません。
向こうは仕事なので、結果がどうであれ気にしないで。
今回だめでも頑張ったんだから、自信持って帰ろう!
合格後の流れとバッチ授与
試験結果一覧に書いてありますが、合格すると2週間程度で合格通知メールが来ます。
合格通知メールに合格バッチ(電子)の取得方法が書いてあるので、欲しい人は案内に従って取得します(またサイト登録が必要でした)
以前までは合格証書が郵送されていたそうですが、私が受験したときは有料サービスになっていました。
ちなみにExcel VBAスタンダードとAccess VBAスタンダードに合格すると、VBAエキスパート スタンダードクラウンがもらえるそうです。よくわからないけどかっこいい。
まとめ
Excel VBAスタンダード試験について紹介しました。
ベーシックを受けてからスタンダード受けることも考えたのですが、ベーシックのテキスト読んだら、あれスタンダードも行けるかもと思って、ベーシックは受けずにスタンダード受験しました(そして一回落ちました)
受験費用も高いしね
どちらの試験を受けるか迷われる方へ
一度ベーシックテキストからやってみて、これなら簡単に合格できそうと思ってから、スタンダードテキストの試験勉強に入ることをおすすめします。
初学者がベーシック飛ばしてスタンダードは難しいと思います。
上にあげた「VBAエキスパート対策 用語問題集」サイトで問題を見てみるのもいいですね。
勉強される方、応援しています!
ITパスポートの勉強方についても書きましたのでよかったらご覧ください。
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